「1級施工管理技士って取る必要あるの?」
こう思っている方も多いと思います。
結論から言うと
1級施工管理技士は取得して損のない資格です。
転職・年収・仕事の幅、すべてにおいてプラスになります。
私自身、1級土木施工管理技士と1級舗装施工管理技士、舗装診断士を取得しており、
👉 転職エージェントで市場価値が上がったことを実感
👉 資格手当で毎月5000円プラス(少ない方です。他社はもう少し上がると思います。)
👉 大型現場の主任技術者、監理技術者として携われるようになった
今回は、
👉 1級施工管理技士を取るメリット
👉 2級との違い
👉 実際の勉強法と合格までの道のり
これらを実体験ベースで正直に書いていきます。
この記事を読むことで👇
✔ 1級を取るべき理由が分かる
✔ 2級との違いが明確になる
✔ 効率的な勉強法が見つかる
※本記事は実際の経験をもとに執筆しています
そもそも施工管理技士とは?
施工管理技士とは、建設工事の施工管理を行うために必要な国家資格です。
種類は工事の種別によって分かれています👇
・建築施工管理技士
・土木施工管理技士
・電気工事施工管理技士
・管工事施工管理技士
・造園施工管理技士
・建設機械施工管理技士
・電気通信工事施工管理技士
私が取得したのは土木施工管理技士(1級)です。
1級舗装施工管理技士は国家資格じゃないです。
施工管理として働くなら、自分の専門分野の資格を取得することが最優先です。
1級と2級の違い
まず1級と2級の違いを整理します👇
| 2級 | 1級 | |
| 監理技術者 | なれない | なれる(最大のメリット) |
| 担当できる工事 | 請負金額4,000万円未満 | 金額制限なし |
| 転職市場 | 有利 | 非常に有利 |
| 資格手当 | 3000円/月(会社による) | 5000円/月(会社による) |
| 受験資格 | 実務経験3年〜 | 実務経験5年〜 |
最大の違いは「監理技術者」になれるかどうかです。
👉 2級:主任技術者にしかなれない
👉 1級:監理技術者になれる(大型工事・元請工事に必須)
会社として大型工事を受注するためには監理技術者が必要です。
つまり1級保有者は会社にとって「必要な人材」になれます。
1級施工管理技士を取るメリット【実体験】
実際に取得して感じたメリットを正直に紹介します👇
① 転職市場での価値が大幅に上がる
私が転職エージェントを利用して分かったことですが、
👉 求人票に「1級施工管理技士 歓迎」と記載がある案件が多い
👉 提示年収の幅が「450万円〜900万円」など広く、資格・経験で大きく変わる
👉 スーパーゼネコンの求人も1級保有者向けが多い
資格1つで選択肢が大幅に広がります。
② 資格手当で毎月の収入が上がる
会社によって金額は違いますが、
👉 弊社の場合:月5000円の資格手当
👉 年間:6万円のプラス
会社によっては月1〜2万円の手当が出るところもあります。
取得後はずっともらい続けられる手当なので、長期で見ると大きな差になります。
会社によってはセミナー代や書籍代も経費になると思いますので
自己投資と給料アップのための勉強を無料でできるなんてやらない手はありません。
施工管理技士以外の資格も積極的に取得していった方が良いでしょう。
③ 担当できる工事の規模が広がる
👉 請負金額4,000万円以上の工事の監理技術者になれる
👉 大型の元請工事に主体的に関われる
👉 仕事の幅が広がりキャリアアップにつながる
私自身も国土交通省発注工事の現場代理人、高速道路工事の監理技術者などを経験しています。
責任ややることも増えますが、その分やりがいや今までになかった目線で仕事をするようになり、成長できると思います。
また現場代理人や監理技術者の経験は転職活動でもかなりのプラス要素になります。
④ 「仕事がなくなる」リスクがほぼない
建設業界は慢性的な人手不足が続いています。
1級施工管理技士を持っていれば、仕事に困ることはまずありません。
また現場仕事がメインになるのでAIに仕事を奪われることもありません。
需要はさらに高くなると考えています。
これは将来の安定という意味でも大きなメリットです。
⑤銀行の融資が有利になる
上の1級と2級の比較表にはない追加のメリットとして銀行の融資が有利になります。
銀行の融資ではその人自身の年収や仕事の安定性を考慮して融資するかを審査します。
本当に返済する能力があるかを見ています。
そのため公務員や一部上場企業の人や年収の高いサラリーマンは融資が有利になります。
つまり1級の施工管理技士を取得することで
👉給料が上がる+仕事の安定性が上がる
銀行の事前審査ということで不動産会社の方から記入するようお願いされた用紙にも「保有資格」という欄があるので審査対象になっています。
試験の概要
1級施工管理技士の試験は2段階あります👇
【第一次検定(学科試験)】
・出題形式:マークシート(四肢択一)
・試験時間:2.5時間
・合格基準:全体の60%以上の正答率かつ検定科目(応用能力)の正答率60%以上
・合格率:約43%(令和7年度)
【第二次検定(実地試験)】
・出題形式:記述式
・試験時間:3時間
・合格基準:得点が60%以上
・合格率:約39%(令和7年度)
第一次検定に合格すると「技士補」の称号が得られ、監理技術者補佐として現場に入れます。
まず第一次検定突破を目標にするのがおすすめです。
私の勉強法【実体験】
実際に合格した勉強法を紹介します👇
① 使用したテキスト・問題集
私が使用したテキストは参考書と過去5年分の問題が別冊でセットになっていたものになります。
会社から配布された資料になりますので費用もありませんでした。
テキストは1冊に絞って繰り返し読むのがおすすめです。
問題集は過去問を中心に、繰り返し解くことが合格への近道です。
自分で購入する場合は必ず過去問が5年以上あるものを選びます。

👆こんな感じのテキストと過去問がセットになっているものが使いやすいです。
② 勉強期間とスケジュール
【私の勉強スケジュール】
・勉強開始:試験3ヶ月前から
・平日:30~60分/日(出勤前・退社後)
・休日:1時間~2時間/日
施工管理は残業が多く勉強時間の確保が最大の壁です。
私のおすすめは出勤前に朝やることです。
仕事で疲れ切った状態で勉強しても集中できないしやる気が起きないからです。
朝は一番リフレッシュされた状態で頭にも入りやすく効率が良いです。
そして勉強で朝から疲れても仕事は嫌でもやらなければならないので(笑)
③ 勉強で意識したこと
👉 過去問を繰り返し解いて出題傾向を掴む
正直これが一番大事になります。
私は過去5年の問題をすべて9割以上とれるようになるまで繰り返し解き続けました。
👉 配点の高い項目を中心に覚える
私が受験していた頃は「コンクリート」「舗装」「安全管理」の問題の配点比率が高かったのでそこを中心に覚え、その後に共通で出やすい「土木」や「法律」の項目を覚えていきました。
👉 毎日少しでも良いから時間を作って勉強する
みなさんは「エビングハウスの忘却曲線」というものをご存じでしょうか?

人間の記憶が時間経過とともにどのように薄れるかを示したグラフになります。
学習直後から急速に忘れ、20分後に約42%、1時間後に約56%、1日後には約70%以上の情報を忘れるとされるています。
つまり繰り返し復讐することで記憶の定着率が上がり、効率よく覚えることができます。
④ 合格したときの正直な感想
私は学生時代から英検や漢検など受験したことが無く資格試験自体が今回初めてのものでした。
さらに試験タイミングがほぼ一緒で同時並行で1級舗装施工管理技士を行っていたためかなり不安でありましたが、見事に1回の受験で両方合格することができました。
努力が実って正直めちゃめちゃ嬉しかったです。
この時に「自分は周りと比べて仕事もできないし取柄もない」と思っていた自分に取り柄ができて自信がついたような気がします。
こんな人は早めに取得すべき
以下に当てはまる方は早めに取得することをおすすめします👇
👉 転職・年収アップを考えている人
👉 ゼネコンへのステップアップを目指している人
👉 将来的に独立・起業を考えている人
👉 不動産投資などの副業と組み合わせて収入を最大化したい人
特に不動産投資と組み合わせる場合、年収が高いほど融資が引きやすくなります。
資格取得→年収アップ→融資拡大という好循環を作ることができます。
まとめ:1級施工管理技士は取って損なし
1級施工管理技士について整理すると👇
① 転職市場での価値が大幅に上がる
② 資格手当で毎月の収入が増える
③ 監理技術者として大型工事に携われる
④ 仕事に困らない「安定」が手に入る
⑤ 不動産投資などの副業との相乗効果もある
👉 「いつか取ろう」ではなく「今すぐ動き始める」ことが大事
私自身、資格取得が転職エージェントでの市場価値確認や
不動産投資の融資獲得にも間接的に役立っています。
ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
【 関連記事 】
- 施工管理の年収リアル|残業、資格、転職でいくら変わるのか
- 施工管理がきつい・辞めたいと思ったときに読む記事|現場監督が実践している出口戦略
- 【現場監督はズルい】不動産投資で有利な5つの理由|実体験で解説
※本記事は実際の経験をもとに執筆しています

コメント